城里町立沢山小学校 / Sawayama Elementary School

臨時休業・リモート学習の期間を経て，本日から子供たちの姿が学校に戻り，友達や先生と久しぶりの対面となりました。1年生は早速1人1台のタブレット端末を手にグラウンドに出て，秋ならではの画像を集めていました。休み時間には約2か月ぶりにグラウンドいっぱいに子供たちの歓声が響き，元気に身体を動かして遊ぶ姿が見られました。
当面は感染症対策に十分気を配った上で，リモート学習の方法も取り入れながら，少しずつ学校生活を取り戻していくことになります。職員一同，子供たちの表情に目をくばり，つぶやきに耳を傾け，丁寧に声をかけ手を差し伸べていきたいと思います。

臨時休業によるオンライン学習が始まって３週間となります。今日の様子から，低学年児童もこの短い間にオンラインでの担任とのやりとりに慣れてきたようです。いばらきオンラインスタディ等の動画を教材に，途中で映像を止めて担任とのやりとりをしながら学習を進めていました。また体を動かすことが少なくなっていることから，オンラインでも簡単な運動を取り入れたり，体育の授業での次の目標を決めたりしていました。上学年になると，対面授業にできるだけ近付けた形で，担任が発問（質問）し児童が発言（発表）するという授業も展開されていました。また，係活動についての話合いをオンラインで進めることもできていました。学級全体で考えを出し合ったり，グループ毎のビデオ会議で意見交換をしたりする姿から，子供たちなりにオンラインでのコミュニケーションを楽しんでいる様子が感じられました。
今回は学校としてもチャレンジの連続となった日々でしたが，ここまでの形にできたのは，ひとえにご家庭での保護者・ご家族の皆様のご協力の賜物です。改めて深く感謝申し上げます。今日までに，オンラインでもできたこと，オンラインならではの気付き，オンラインでは叶わなかったこと等，様々な課題を得ることができました。今後の対面学習の際にこれらのことを生かしていきたいと思います。
今後ともご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

（余談）
理科室前のカワムツくんをはじめ，学校の生き物たちも，子供たちの帰りを楽しみにしているようです。職員一同，秋空に子供たちの笑い声が響く学校を心待ちにしております。

昨日掲載分につづき，夏休みがんばり展をご紹介します。昨年度と違い，今年は長い夏休みでした。一方で，引き続き制約も多い夏ともなりました。そんな中，子供たちが一人一人の個性を十分に発揮して創り上げた力作の数々です。臨時休業が続き，季節は夏から秋へと移ってしまいましたが，この夏の思い出として大切に展示・鑑賞したいと思います。

（余談）
昨日は中秋の名月でした。満月とも重なり，雲の間に差し込む月光が心に染みました。子供たちと学校で会えていたら，お月見の話がいろいろとできるのになあと思いながら，職員室前にススキを飾って月を待ちました。